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【ゲーム紹介】エンジェルズオンラインについて

【プロローグ】
 
世界がどのように変わろうとも、毎日夜が明ける頃、
地平線にはいつも一つの星が輝き、天地が光に満ちるまで、
決して消えようとはしない。
そして地上にもまた、一滴の朝露が、朝日の昇る前に、
山霧の一番高い場所で静かに形を成す。
夜明けの光が差し込むと、
星の光はゆっくりと消え去り、朝露は静かに蒸発していく……。
 
星の光と朝露は、こうして毎日、消えゆく瞬間と
蒸発する刹那に巡り合う。
世界がどのように変わろうとも、その出会いが
どれほど短かろうとも、
二人は毎日、確かに幸福を感じていた……。
 


【美しき過去】
 
遥か昔、天国と人間界には何の隔たりもなかった……。
世界のすべての隅々が歓声に満ちあふれ、
天使と人々は敵味方なく共に戯れ、
人々には種族の壁も国の境もなく、
互いに信じ合い、互いを思いやっていた。
 
そんな素晴らしい日々が、長い年月にわたって続いていた……。
まるで世界の時間が止まったかのように、
天使も人々も、この幸福な時間に浸っていた。
 
しかしある日、すべては一瞬にして無慈悲に打ち砕かれる。
大天使長ルシファーが、エデン大陸のある少女に恋をしたのだ。
だが、その少女にはすでに心に決めた人がおり、別の天使と長年愛し合っていた。
嫉妬と怒りに狂ったルシファーは理性を失い、
神から授かった聖なる力を悪用して、
少女と天使を「朝の朝露」と「夜の星光」へと変え、
二度と巡り会えない体にしてしまった……。
 
神からの罰を免れないと悟ったルシファーは、親しい部下を集めて反乱軍を結成し、
神を覆さんとする大戦争を巻き起こしたのだ!
神は至高無上の力を示し、
ルシファーとその反乱軍をすべて地獄の劫火の海へと叩き落とした。
そして新たな戒律を定め、
すべての天使が許可なく天国を離れ、人間界へ入ることを固く禁じた!
 
こうして天国と人間界は繋がりを失い、長い、長い年月が流れた……。
 
地獄へ落とされたルシファーは、復讐のために、
邪悪な勢力を拡大しようと躍起になり、地獄に「悪魔学園」を創設した。
それから星霜を経て今日、ルシファーの勢力は天国に匹敵するほど強大となり、
神への復讐のため、エデン大陸を滅ぼそうと画策している……。
 

【覚えていますか?】

道端で、ずっと仕掛けられていたバナナの皮を踏んで転びそうになった時、
とっさに手を伸ばして支えてくれた、あの温もりを……。
 
失恋して深く傷つき、頭を抱えて大泣きしていた時、
そっとティッシュを差し出してくれた、あの人を……。
 
試験の最中、脳細胞を使い果たしても答えが思い浮かばない時、
どこからか飛んできた、あのカンニングペーパーの塊を……。
 
人生の中で、永遠に忘れず、感謝し続けるであろう人々。
彼らは違う場所、
違う国から来たのかもしれない。けれど、彼らには共通の名前がある。
 
それが、「天使」。
 
【人間界派遣先遣部隊 募集開始!!】
【エデン大陸浄化計画、始動!!】
白雲の間に浮かび、群山の頂に佇む天使の国。
その広場の中央には、至る所に宣伝の横断幕が掲げられていた。
幕には、そんな熱血でありながらも衝撃的なスローガンが躍っている。
 
「ミカエル学園長が、また大量に生徒を募集してるのか? 天使がまた下界に降りられるってことか? エデン大陸で何かが起きたのか?」
 
広場の噴水の前でチェスをしていた老人たちが、横断幕のスローガンを見上げて噂し合っている。
 
「ハハハ、最近天国の新しい仲間がどんどん減っていると思わないかい? 私もチェスの相手が見つからなくて困っていたんだよ~」
 
「まさか……エデン大陸はすでに天国の存在を忘れてしまったのか? フフッ、それならミカエルが焦るのも無理はないな」
 
白髪で青い服を纏い、いかにも精明でキレ者といった風貌の学園長ミカエルが、
始業式の大講堂で熱弁を振るっている!
 
「未来のエンジェル学園の新入生諸君! 我々はこれ以上、邪悪の存在を容認するわけにはいかない!!」
 
「地獄の悪魔学園は、すでにエデンの無知なる民にまで魔の手を伸ばしている!!
天国へ昇天する魂の成長率は年々低下する一方だ……」
 
「あのルシファーの野郎……いや、サタンの奴は、
人間界全体を泥沼のように汚し尽くした。
これ以上の状況悪化を阻止するために……」
 
「諸君、しっかりと学園で学びたまえ!
我々は必ずエデンの民に『善』の存在を証明し、
神の教えを伝えるのだ!」
 
「さあ、共にスローガンを叫ぼう! 人!間!浄!化!!
エ!デ!ン!を!救!え!!」
 

壇上が熱弁で唾を飛ばしているお祭り騒ぎの中、ひな壇の下の生徒たちには、それぞれの言い分があった。
 
「何よ、結局は両方の学校のノルマ対決でしょ?
私はこの機会を利用して、エデン大陸へ観光に行きたいだけだし」
 
「景色が綺麗な『風香林』が私の第一候補かな~」
 
エデンの観光雑誌を片手に、お下げ髪の女子生徒が言った。
 
「君、そんな無責任な言い方は良くないよ。
エデンは今、大混乱に陥っているんだ。
彼らは僕たちの助けを必要としているんだよ!」
 
「僕は『聖光城』の騎士団に入団して、この大志を果たすんだ!!」
 
スポーツ刈りで、胸に熱血と正義感をたぎらせた男子生徒が言った。
 
「それより、まずはどうやって卒業するかを考えるべきじゃないか?
工芸や料理なら得意かもしれないけど、
戦闘学は勘弁してほしいな……」
 
「僕が一番興味があるのは歯車とテクノロジーだから、
アイアンフォージ『鉄機塞』が良さそうだな」
 
眼鏡をかけ、分厚い本を抱えた生徒が、現実的にどの科目を履修すべきか分析していた。
 
誰もがワイワイと意見を交わし合っている中、
隊列の片隅で……
口元に不敵な笑みを浮かべる、一人の名もなき生徒の姿があった。
 
「俺は、次のルシファーになる……
いや、俺が……」
 
「あいつに取って代わってやる」